8月7日のなのはな

ようこそ、とびきりエキサイティングなショーの世界へ!








なのはなファミリー・納涼祭を開催しました。

「挑」新たな挑戦!
「蝶」さなぎから蝶へ!
「超」これまでのなのはなファミリーを超える!

これは、私たちのテーマです。
世代を超えて、地域を越えて、
多くの人の心に
新鮮な驚きに満ちた風を巻き起こし、
ワクワクした気持ちでいっぱいの
ショーの世界を作り出したい。
私たちはその思いを一つに、
準備や練習を進めてきました。


「とびっきりの音と笑顔が待っている!
女の子60人のサマーエンターテイメントショー」
ポスターやチラシ、立て看板を見て、
100人を超えるたくさんの方々が来てくださり、
客席は、開演前からほぼ満席でした。




納涼祭は、
第一幕から第四幕で演奏やダンス、演劇、フラダンスを披露し、
夕方からはグラウンドでの盆踊りという構成になっていました。

開演は午後二時。
なのはなの長身コンビ、
司会のあゆちゃんとなこちゃんの
堂々とした声と共に、
クラッカーの音と、
流れ星のような金銀のテープが舞い、
会場をめくるめくショーの世界へ引き込みました。













第一幕。
黄色いポンポンを手に踊る
「オブラディ・オブラダ」の女の子たちが、
次の瞬間にはネコ耳をつけ、
トランペットやサックスを手に
『魔女の宅急便』『トトロメドレー』で
ジブリの世界へ誘いました。











赤と黄色のスカートをなびかせた
たくさんの女の子たちがステージに加わり、
次は全員でのビッグバンド演奏です。
クラシック『アイネ・クライネ・ナハト・ムジーク』
そしてジャズの『鈴懸の径』『テイク・ファイブ』。
より良い表現を目指して進化した演奏と、
音響のエキスパート・水元さんによる、
プロ仕様のミキサーでのミキシングで
一つ一つの音がクリアーに身体に響いてくる
大迫力のステージに、
客席からは大きな拍手があがりました。














私の心には、
非日常の空気に触れる高揚感と、
「私はここに存在していいんだ」
という安心感がありました。
みんなの存在を大きく感じました。
私は、今の私以上でも以下でもない、
ありのままの私のベストを尽くそう。
そしてみんなと一つになろう。
そう思いました。









第二幕の柱は、
挑!蝶!超!納涼祭の中心である、
演奏と歌と演劇を合わせたミュージカルステージ
『ボヘミアンラプソディ』です。

オープニングパフォーマンスは
『ワット・ア・フール・ビリーブス』。
「自分が何者なのかわからない」
そんな操り人形たちが、
自立して自分の人生を歩けるようになっていく
明るい希望を感じさせるダンスです。






そしていよいよ、『ボヘミアンラプソディ』の幕開けです。
指揮棒が光り、アルトサックスの旋律が、歌うように流れます。


演奏の途中で鳴り響く銃声。
「ああ、タイヤがパンクした!」
「あれは猟銃よ!」
「欲深さ、傲慢さ、無知で陳腐なわがままに、
大きな風穴をあけたのよ!」
二人の母親が狂ったように叫び、
舞台はある種の異様な空気に包まれました。






演奏は、その狂気を助長するかのように
強弱と音程のアップダウンを繰り返し、
狂気の頂点へと駆け上がります。
二人の娘たちは、今の社会の中で生きづらさを感じ、
「タイヤをパンクさせた」という言葉が象徴する、
これまでの価値観や権威の破壊という行動に出ます。
母親たちはそんな娘たちを理解できず、
世間体を気にしてうろたえ、
最後には娘のしたことをもみ消し、
あるいはパニックに陥ります。




演奏は荒れ狂う嵐のような激しいロックとなり、
その嵐が去ると、
夕凪のように穏やかなラストを迎えます。

そして、母親と娘たちも、
迷いや、動揺、苦悩を超えて、
今まで知らず知らずのうちに
自分を縛り付けてきた権威やしがらみ、依存を取り払った先にある、
「本当の幸せ」を求めるようになります。




音楽や芸術、スポーツに一生懸命取り組んで、
地域や世代を超えて、たくさんの人と心の繋がりを持つこと。
既存の価値観を葬り去り、
本当に自分らしい生き方をすること。
「一生懸命、生きていきたい。
泥臭くってもいいから。
この風のように、自然に、流れるように……」
未来に希望を持って、
母親も、娘も、自立していきます。
そして、日本中の人が、
しがらみを取り払って自立する。
そんな明るい未来を感じさせるエンディングと共に、
まさにそよ風のささやきのような
『ボヘミアンラプソディ』の前奏が流れます。






お父さんがマイクを持ち、
めだかちゃんとあすかちゃんのコーラスと共に、
クライマックスは、
家族全員での『ボヘミアンラプソディ』です。
魂を燃やして熱唱しているお父さんの姿に、
胸が熱くなりました。


『ボヘミアンラプソディ』には、
私たちが伝えたいことのすべてが凝縮されています。
伝えたい。今、自分が持っている精一杯の力で伝えたい。
一人ひとりの強い気持ちが一つになっていました。


なのはなファミリーのコンサートでは、
いつも不思議な奇跡が起こります。
今日、私たちが演奏しているときに、
一羽のアゲハ蝶が会場に舞い込み、
客席とステージをひらひらと舞いました。
まるで、神様の演出のように。

一生懸命、
最高のものを作り出そうとしたとき、
目に見えない、なにか大きな存在が
私たちを手助けしてくれる。
そう思いました。












第二幕の締めくくりは、
お父さんがお母さんに、愛を込めて歌う
『アイワズボーントゥラブユー(君を愛するために生まれてきた)』です。
客席からは大きな拍手と歓声が鳴り止みませんでした。









第三幕。
大きなヤシの木が現れ、会場は一気に常夏のハワイです。








そう、第三幕は、
なのはなフラガールの
ハワイアンフラダンスショーです。
太陽のような笑顔で踊る
『パパリナラヒラヒ』、
そしてフラガール誕生のきっかけとなった
『グリーンローズフラ』。










続いて、
なのはなファミリーのコンサートで初披露の
ハワイアンバンド&フラダンスショーです。
ウクレレやマラカス、ギターを手にしたフラガールたちが、
優しい音楽を奏で、
生演奏をバックに、フラガールたちが踊ります。
















風、光、空、波。
悠然と優しい自然をあらわす
演奏とダンスが会場を包み、
客席からは感嘆の声がもれました







第三幕、クライマックスは
五十人のフラガールによる『グリーンローズフラ』です。


赤と黄色のスカートが、
嬉しそうに、楽しそうに揺れました。
三百六十度、どこを見ても
キラキラの笑顔が輝いています。
客席には、
まぶしそうに目を細める人、
笑顔で手拍子をしてくださる人がいました。
ラストのポーズと共に、
大きな大きな拍手が上がりました。
会場いっぱいに、
明るくて幸せな気持ちが満ちていました。






フラガールたちはスカートを揺らしながら、
会場の外に観客を誘います。
オレンジ色の夕日が差し込む円形の中庭ステージでは、
浴衣姿のジャズガールが、
トランペットやサックスを光らせていました。
第四幕は、なのはなジャズバンド演奏です。





ジャズバンドがこだわったのは
「魅せる演出」です。
ただ演奏するのではなく、
魅せる意識を高く持って、
構成や演出を考えました。
オープニングとなる
『イン・ザ・ムード』では、
左右の楽器が向かい合って掛け合いをし、
思わず踊りだしたくなるノリのいい曲に合わせて、
浴衣姿の4人組がダンスを踊りました。




『ムーンライト・セレナーデ』
『サンライズ・セレナーデ』
では、しっとりと落ち着いた
大人っぽいジャズ喫茶の雰囲気を醸し出しました。
『モーニン』
『ファイブ・スポット・アフターダーク』
では、
ソロパートを演奏する一人ひとりの力が
格段に上がっており、
ソロパートのたびに客席から拍手が送られました。
特別編成での
『およげ!たいやきくん ジャズバージョン』
『鈴懸の径』
『テイクファイブ』
は、ビッグバンドならではの音の厚みがありました。





まるで世界を一周してきたような、
息つく間もない四時間のステージ。
「私たちは、
みなさんの期待をいい意味で裏切ることができたでしょうか!」
司会の言葉に応えて、
客席からは大きな拍手が上がりました。
夕暮れの空気と共に、
グラウンドから太鼓の音が聞こえます。
そう、お祭りと言えば、盆踊り。
納涼祭の締めくくりは、全員での盆踊りです。

まず、
お面をかぶって踊る『歌舞伎者』を披露しました。



そして、
やぐらを中心に二重の円になり、
地元の盆踊りを踊りました。










「かわいいね」
「華やかだね」
そんな風に、たくさんの方々が声をかけてくださりました。
「私も一緒に踊らせて」
と、円に加わって
一緒に踊ってくださる方もいて、
嬉しかったです。



そして、お祭りと言えば屋台。
中庭にでは、まさはるさんの焼きソバ屋台や、
なのはなマーケットの屋台が並んでいました。
「なのはな生まれ、なのはな育ちの
焼きトウモロコシです!」
「甘くてかわいいトマトです!」
他にも、なのはなで育てたナスやジャガイモ、
桃のコンポートなどがありました。
たくさんの方が手に取ってくださり、
野菜はほぼ完売しました。



ラストは四つ拍子エンドレスです。
お父さん、お母さん、亜希子さん、
家族みんなで円になって踊り、
やぐらの上で和太鼓を叩く子、
袖を揺らして踊る子、
どの子の顔を見ても、嬉しそうで、楽しそうで、
いつまでも盆踊りをしていたい、そんな気持ちになりました。
そして、夕闇が迫ってきた午後七時、
納涼祭はお開きとなりました。
帰り際、
たくさんのお客さんが、
笑顔で声をかけてくださりました。
「『ボヘミアンラプソディ』おもしろかったよ。
本当にオペラやミュージカルにしてほしい」
「一人ひとりの一生懸命な姿に感動しました」
「前のコンサートも来たけれど、格段に進化していて驚きました」
「なのはなファミリーの『ファミリー』の意味が分かりました」
「またぜひ来たいです」
あたたかい一言ひとことが嬉しくて、
胸がいっぱいになりました。
そして、納涼祭は、大成功したのだと実感しました。


夢のようにあっという間の五時間。
その一瞬一瞬が宝物です。

パフォーマンスをする私たちも、
それを見てくださる人たちも、
すべての人が心を通わせて、
勇気と希望でいっぱいになる、
世界一のショーにしたい。
その一人ひとりの思いと努力の集大成が
今日、「納涼祭」という一つの大きな形になりました。

すべての芸術は、
表現する人と、それを受け取る人がいるからこそ
成立するものです。

地域の方々や、
遠方から駆けつけてくださった方々、
納涼祭に足を運んでくださり、
私たちの演奏やダンスや演劇を
共に楽しんでくださったすべての方々のおかげで、
納涼祭は大成功しました。



音楽も、ダンスも、演劇も、
気持ちを伝える手段です。
いつも、どんなときも、
なのはなファミリーの私たちにしかできない
世界で一番のパフォーマンスを目指したいです。
納涼祭の軸となった
『ボヘミアンラプソディ』は、
みんなの力がひとつになって、
最高のパフォーマンスをお見せできたと思います。

けれど、
それは完成形ではありません。
『ボヘミアンラプソディ』は、
今日が初のステージで、
これからさらに進化していきます。
そして、
この時代と社会の中で、
生き方を見失った、あるいは見失いつつある
多くの人々の心に
希望に満ちた新鮮な風を巻き起こし続ける。
そんな予感がします。






『ボヘミアンラプソディ』だけではなく、
ジャズも、ダンスも、フラダンスも、
次のステージに向けて、
もっともっと進化し続けます。


私たちの目指す生き方を、
より深く、より新鮮で、
誰の心にも通じる普遍的な表現で
多くの人に伝え、
多くの人と共感するために、
私たちはこれからも挑戦し、変化し続けます。
この日、なのはなファミリーは
「挑!蝶!超!なのはなファミリー」に進化し、
そして、
さらなる進化を目指して、
新たなスタートを切りました。
次のステージに向けて、私たちは成長します。
そして、なのはなファミリーに来る人たちが、
「なのはなファミリーって、こんなのだったっけ!?」
と、目を見開いて驚くような新鮮さを、いつまでも持ち続けます。









これからも、なのはなファミリーをよろしくお願いします。

今日のなのはなは しおり でした。



今日のワンショット


私たちを支援してくださっている税理士の村田先生が、
当日に、花を贈ってくださいました!