8月13日 夜のなのはな


豊久田地区の夏祭りに参加しました。

お祭り会場は、
なのはなファミリーから自動車で15分ほどの所でした。
空がまだ薄ぼんやりと明るい午後7時前、
浴衣やフラダンスに身を包んだ私たちが到着すると、
お祭り会場ではちょうど花火が打ち上げられて、
明るい歓声が上がっているところでした。





会場となった広場にはやぐらが組まれ、
丸い提灯がオレンジ色に光っていました。

金魚すくいやヨーヨー釣り、
かき氷や焼きそばなど、
昔ながらの出店は、
お祭りにやって来たたくさんの人たちで
賑わっていました。


母親に抱かれた赤ちゃんや、
両手にヨーヨーを下げている小学生の男の子、
浴衣を着た高校生ぐらいの女の子、
おじいちゃん、おばあちゃん、
いろんな世代の人たちが、
誰が誰の子どもなのかわからないくらい
親しげに話していて、
胸が温かくなりました。


お祭り会場の奥には、
演奏のためのステージがセッティングされていました。

涼しい空気が降りてきて、いよいよお祭り本番。
トップバッターは、
いつも音楽を教えて下さっている
ドラムの和田さん、
ギターの盛上さんたちのバンドのステージでした。
夏の歌をテーマにした力強い演奏で、
元気とパワーをもらいました。



「お姉ちゃんたち、金魚すくいをしないか」
屋台のおじさんが、ニコニコ笑って、
声をかけてくださいました。
その隣のヨーヨー釣りのおじさんたちも、
私たち一人ひとりに釣り糸をくださいました。
色とりどりのヨーヨーや、
金魚が泳ぐ袋を持つと、
なんだか、本当にこの地域の一人として
お祭りにやってきたような
嬉しい気持ちになりました。




地区の踊りの先生を中心に、
盆踊りもしました。
小さな輪が、
だんだん大きくなっていき、
二重の円になりました。

今まで踊ったことがない踊りもありました。
みようみまねで踊っていると、
少しずつ踊れるようになって、
嬉しくて楽しくて、
笑顔がこぼれました。




私が写真を撮っていると、
一人の男の子が近づいてきて、
不思議そうにたずねました。
「おねえちゃん、なんでそんなかっこうしてるの?」
私は赤いスカートを広げて答えました。
「フラダンスを踊るからだよ。演奏もするよ」
「なにをえんそうするの?」
「『となりのトトロ』好き?」
「すき!」
男の子は目をぱあっと輝かせて、
ステージに目を向けました。




「こんばんは、なのはなファミリーです!」



浴衣を着た女の子たちが
『トトロメドレー』と『魔女の宅急便』を演奏すると、
子供たちが、
ステージの前に集まってきてくれました。
「トトロだ!トトロだ!」
「あの楽器は何だろう?」
そんな声が聞こえてきて、
嬉しくなりました。




子供たちだけではなく、
出店の方々も、
手を止めて手拍子をしながら聞いてくださって、
温かい雰囲気の中、演奏することができました。


大人の雰囲気のジャズ『モーニン』も、
地域の方々が穏やかな表情で聞いてくださって、
安心して演奏することが出来ました。

演奏が終わってすぐ、
和田さんたちが、
「今日の演奏はここがよかったよ」
と声を掛けてくださったのも嬉しかったです。









フラダンスを踊っているとき、
中学生くらいの女の子が、
私たちの踊りを見ながら
見よう見まねでフラダンスを踊ってくれました。



「かわいいね」
「華やかだね」
そんな風に、たくさんの人が
笑顔で声をかけてくださいました。


お客さんの表情や手拍子から、
ステージを楽しんで頂けたことを感じ、
とても嬉しかったです。



お祭りの締めくくり、
お楽しみビンゴゲームにも、
参加させていただきました。
「ビンゴ!ビンゴ!」
飛び上がってはしゃぐ子供たちと
一緒になってビンゴを楽しめて
嬉しかったです。
なのはなの子は、
水鉄砲やジャグ(大きめの水筒)など、
これから大活躍しそうな景品を
いただきました。

音楽演奏の間だけではなく、
お祭り会場に着いたときからお開きになるまで、
「お祭りを作る一人」として
地域の方々にあたたかく迎えられている、
そんな安心感でいっぱいでした。


地域のイベントに参加させていただき、
音楽や踊りを通して、地域の方々と繋がっていく喜びを実感したひとときでした。



夜のなのはなは しおり でした。