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| ずっと心の宝もの スプリングコンサートは、マラソン大会と2日続きで、自分の中で、2つで1つのビッグイベントといった感じになっていたので、いい意味であまり緊張せずに、力みすぎずに、お父さんが言ってくれたように、いい意味で気持ちを分散させて取り組むことができたなぁと思っています。 「2つの大変なことを同時に持ってくると気持ちが分散される」 というのが、本当にそうだったなって感じていて、なんだかすごいなって思います。 過程でまず1番に思い出すのが、なのはな土木でのステージ作りです。 すごく心に残っていて、楽しかったって思えます。 自分の仕事の出来と役割としての働きは、申し訳なかったって思うくらい散々でした。 もっと、責任感を持って、全体の把握、作り方の理解、仕事の進め方、その段取り、勉強をすべきであったと思います。 私はその役割を放棄して、果たすことができませんでした。 それをしていたら、仕事がやりやすく、進めやすく、みんながもっと楽しめたのだと思います。 そのことを凄く反省しています。 今回は、みんなの気持ちを引っ張ってくれたそらちゃんを筆頭に、須原先生に教えを受けながらも、みんなで理解しようとして、みんなでステージを作るんだという気持ちを持って、気持ちを1つにして作れたなっと感じています。 だから作業をしていて、凄く楽しかったし、嬉しかったんだなって思いました。 やっていた時もそうだけれど、今、充実感として心に残っていることが、みんなと気持ちを共有し、共感できたからなんだって実感していて、すごく嬉しいです。 ・失敗を経験して ステージを作る過程では、すごく心に残る大きな失敗がありました。 ステージを作る過程で、バッティングマシーンを内側に入れたままパイプを組んでしまったことに気づかずに、そのまま作業をして、私たちのためにお父さんが作ってくれたバッティングマシーンを切るということになってしまいました。 バッティングマシーンの木が切られてしまったときは悲しくて、辛くて、胸が痛くて、自分の失敗を身にしみて感じさせられました。 この木の切れ目を見るたびに、このときの失敗と、自分の気持ちを思い出すんだろうなと思いました。 (見たくない) という気持ちになりました。 けれど、見るたびに、この失敗を思い出して、心に留めて、同じ失敗をしないようにやっていくんだって思いました。 見るたびに心に留まる。 ちょっと痛いけれど、それでいいんだって思って、この失敗をふまえて前に進んでいくんだって思いました。 作業をする中で、とても視野が狭く、自分しか見えていないということ、自分の無責任さを痛感させられた失敗でした。 けれど、その失敗があってから、よりみんなの気持ちが1つに、真っ直ぐになって、作業に取り組めていた気がしました。 スプリングコンサート3日前には、お父さんが全体に声をかけてくれ、なのはな建築さんと合同でステージを作ることになりました。 ・みんなの力 私の気持ちと力では、あの日1日であのステージを何が何でも完成させようとしても、完成させることが出来なかっただろうと感じています。 だから、お父さんが声をかけてくれて、なのはな建築さんも一緒に、みんなで1つの気持ちで頑張れたことが凄く嬉しくて、感謝していて、あの日1日はみんなで1つの目標に向かって頑張れて、本当に楽しかったし嬉しかったって思います。 やるべきこと、注意すべきところをちゃんと把握し、みんなに伝え、ちゃんと指揮をとることがうまくできなかったので、ちゃんとやるべき責任を果たせるように、自分に向かっていきたいです。 ステージの完成はとても嬉しかったです。 みんなの力で、完成したんだと、感動しました。 そして何よりも形ではなく、気持ちの充実感であったということを実感できたことが、凄く嬉しかったです。 当日の天候が雨の予報で、ステージがアリーナに変わる予定になったときに、 「ステージは作ったことに意味がある」 とお父さんが言ってくれました。 その言葉が私は心にすとんと入ってきて、本当にそうだなぁって実感できました。 その時初めて、この嬉しさは、形ではなく、気持ちなのだということを自覚することが出来たから、凄く嬉しかったし、そう気付くことが出来て良かったって思っています。 みんなもきっとそうなんだろうなって思えて、小さな宝石のような気持ち、喜びが心に残っているのを感じました。 ・楽器の運び出し 楽器の運び出しは、前日、マラソンから帰ってきて、夜八時より行いました。 みんな、マラソンでの疲れをものともせず、そんなのなかったみたいに、そのままの気持ちで、気持ち一つになって次の日のスプリングコンサートに向けて1直線に準備をしました。 楽器の運び出しは、係の枠を越えて全員で行い、そしてその後飾りや、看板、楽器の配置と係ごとに分かれました。 係ごとに分かれているけれど、みんなで1つのものを作っている1つの空気が嬉しくて、楽しくて、まるで学園祭の準備をみんなでしているようでした。 芳子庵の音楽室から山小屋に上ったときの、電気のついた温かい山小屋に、ピンクや黄色の花の飾りがさわやかになびいています。 そして山小屋の温かい光で照らされている梨の木がとても綺麗で、なんだかしみじみしました。 ずっと忘れないだろうなって、心にキラって小さくこの時のことは残っていくだろうなって感じています。 私は音楽係として楽器の配線と音のチェックに携わらせてもらい、お父さんと共に、夜12時まで一緒に準備をさせてもらいました。 私はちゃんと動くことが出来なくて、自分の役割に徹するだけになってしまったのですが、お父さんや、やっちゃんや、音楽担当のみんなの諦めない、最後まで時間や力を惜しまずに限界まで良いものを作ろうとする姿勢と気持ちに、尊敬の気持ちを覚えて、本当にすごいなぁと思いました。 自分の中にも背筋にぴんと意識が通るような気持ちになったし、本当に一緒にさせてもらったことが自分にとっていい勉強になったと思えて、一緒にさせてもらえてすごく嬉しかったです。 この気持ちを覚えておきたいと思います。 ・コンサート当日 スプリングコンサート当日は朝6時から、大正琴の準備をしました。 周りのみんなも準備をしていて、朝から気持ちは1つでした。 当日は梨の花が風で舞い散る中、そして飾りの風車も見事に回る中で行うことが出来たことがすごく嬉しかったです。 天候も味方し、スプリングコンサートをよりよく演出して、一緒になって作っていたように思います。 リハーサルはなかったけれど、不安な気持ちが今回全くなかったなと後になって感じて、楽しむ気持ちだけで臨んでいました。 合唱も、楽器演奏もとても楽しかったし、気持ちよくできました。 何よりも合唱は気持ちよく精一杯歌おうと思って、みんなで歌えてとても気持ちが良かったです。 楽器演奏では、みんなの笑顔を見て、みんな笑顔だって思い、そのことがすごく嬉しく感じました。 大好きなみんなが笑顔ですごく嬉しかったです。 ・自立をテーマに ダンスでは、「What」という曲が自立をテーマにしたダンスだったので、すごく自分の中で大きいもので、意気込んでいました。 練習の中で、お父さんから「みんなの自立に対する気持ちの深さの違いが踊りに現れている」 ということを教えてもらって、みかちゃんの声かけで、みんなで気持ちを1つにしました。 ここの振りは、こういう気持ち、と気持ちを具体的にしていって、よりいっそうこの踊りに対する思いが深まるのを感じました。 (この踊りを踊ることで自分を深めたい) そう思いました。そして、みんなで踊っていて気持ちが1つになるのを感じることができました。 本番は、少し緊張して、心の準備が出来ていない状態で踊ってしまったなと感じています。 まず、1人で先にステージに飛び出てしまったことで、気持ちが少し慌ててしまいました。 その緊張を押し切って、気持ちを込めて踊ろうと思ったのだけれど、 (ここは寂しい気持ちだ) とか、なんだか頭の中で踊ってしまったような、すっきりしないような感覚が残ってしまいました。 気持ちを出し切れていませんでした。 まだまだ気持ちがないのだなって思います。 桜祭りの時は、心が開けた感覚があったのだけれど、そのときはこの振りがこんな気持ち、とか深く考えられていなくて、もっともっと深い踊りを踊れる深い心を作っていきたいと思いました。 全力を出して「Take You There」は踊りました。 すごく気持ちがよかったです。 後で、マラソン大会の次の日だったということを思い出して、全くそのことを踊っていて感じなかったなって思って、びっくりしました。 ・お母さんの歌う「宙船」 小バンドの演奏は、1番にお母さんの「宙船」が心に残りました。 歌詞の全部が、私たちに言われていて、全部心に強く伝わってきて、私はその歌詞を噛みしめました。 「おまえが消えて喜ぶものにおまえのオールを任せるな」 私が消えて喜ぶもの、私の母の価値観に、自分の人生を任せるな!) そう伝わってきて、「自分の足で歩いていけ」というお母さんのあたたかい大きな優しい愛情を感じました。そして、 (自分の足で歩いて行くんだ。そして私はこの世の中を変えて、優しさを広めて生きていくんだ) と気持ちが引き締まりました。 そう思いながら、自分に言い聞かせるようにして歌を聴き、そして一緒に声を出して歌いました。 最後はお父さんの「傘がない」の熱唱で、あたたかく盛大に、いい雰囲気の中でスプリングコンサートがお開きになりました。 あっという間で、惜しまれるような気持ちが残る切なさが、またすごく良かったと感じます。 梨の花びらも、風で回った風車もとても綺麗でした。 そんな中でみんなで頑張れてすごく嬉しかったし、みんなの笑顔がすごく心に残っています。 あの情景と、みんなで過ごした時間、心の中で宝石のように残り、ずっと忘れないと思います。 |
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