みんなの想い一つに

 私は、今回のスプリングコンサートで、みんなと1つになっていると感じた場面がたくさんありました。
 コンサートに向けての音楽練習では、
(良い物を作りたい!)
 という、みんなの思いが本当に感じられました。
 1から、みんなと作り上げた「自由」のケチャックバージョン。
 練習する度に、どんどん良くなっていくのが解りました。
 練習をしている時に感じたのですが、なのはなのみんなは飲み込みが早いです。お父さんが、
「ここは、こうした方がいい!」
 と言うと、次の演奏では、もう何倍も上手くなっているのです。
 改めて、みんなの音楽性の高さを感じました。
 作東のさくら祭りの時よりも、
「やだやだ!」
 という、掛け声も迫力が出たし、1人1人が自分の音に責任を持つようになったと思います。
 みんなとこうして一つのものを作り上げることが出来たことを、本当に嬉しく思いました。

・クラリネットを吹いて

 私は、「Jupiter 」「Zoo」「自由」で、クラリネットを吹かせてもらいました。
 クラリネットを吹くのは、中学校以来で、また吹くことが出来る嬉しい気持ちと、
(ちゃんと吹けなかったら、どうしよう。みんなの演奏の邪魔をしてしまったら、どうしよう)
 という、不安な気持ちがありました。
 しかし、初めてみんなの演奏の中にクラリネットが入った時、私はみんなと1つになれたのを感じることが出来ました。
 まだまだ満足出来る演奏は出来ませんでしたが、演奏が終わった後、お父さんとお母さんが、
「クラリネットいいね!音に厚みが出るね!」
 と言ってくれて、私の抱えていた不安はなくなりました。
 そして私は、自分に少し自信を持てるようになれました。みんなも、
「クラリネットの音って素敵だね!」
 と言ってくれて、とても嬉しかったです。
 そして、みんなと演奏を通して1つになれることの喜びを大きく感じることが出来ました。
 
・飾り係としての責任

 スプリングコンサートの準備で私は、飾り係りをさせてもらいました。
 飾りは、今回たくさんの風車をつくりました。
 6時起床になり、私は早く起きれた時は朝から飾りを作っていました。
 絶対に後悔だけはしたくありませんでした。
 みんなも時間がない中で、自分の空いてる時間を見付けては、飾りを作っていました。
 飾り係りのリーダーは、なおみちゃんと、かにちゃんでした。
 なおみちゃんは、ビデオも作っていて、時間がない中、自分の空いた全部の時間を、飾り作りに当てていました。
 なおみちゃんの飾りに対する熱い思いを感じました。私も、なおみちゃんみたいに、いつもどんな時も全力で取り組んでいきたいと思いました。
 そして、コンサート前日。
 それまで、当日の天気予報は雨だったのですが、晴れに変わり、コンサートは山小屋で行われることになりました。
 マラソン大会の日の夜に、みんなで準備を進めました。
 みんな走った後なのに、疲れを感じさせないくらい動いていて、とてもスムーズに準備を進めることが出来ました。
 みんなの思いが詰まった、たくさんの風車が綺麗に飾られました。
 私は、とてもスプリングコンサートが楽しみになりました。

・ありのままの自分

 そして、コンサート当日。
 この日は、とても気持ちよく晴れてくれました。
 たくさんのお客さんが見守ってくださる中、コンサートが始まりました。
 合唱も、みんな練習の成果を出して、精一杯歌うことが出来ました。
 私は、家族みんなで歌えたことが嬉しかったです。
 演奏でも、みんなと気持ちを1つにして気持ちを伝えることが出来たと思います。
 演奏している時に、風が強く吹き、風車がとても綺麗に回ってくれました。
 そして、梨の木の花びらも、花吹雪となってコンサートを演出してくれました。それを見て、
(みんなの気持ちが天に届いたんだな)
 と思いました。
 なのはなのみんなの力って凄いと感じました。
 そして、演奏中に、客席の後ろでお父さんとお母さんが、笑顔で私達のことを見守っていてくれて、安心して演奏することが出来ました。
 演奏は、自分を表現する手段の1つです。私は、今のありのままの自分を表現したいと思い、特に表情を作ったりはしませんでした。
 とても気持ちよく演奏することが出来て、嬉しかったです。
 私が、印象に残っているのはお父さんとお母さんの歌です。
 お父さんの歌う「傘がない」では、お父さんが更に格好良く見えました。
 お母さんの方を向いて、気持ちを伝えているお父さんは素敵だなと思いました。
 お母さんの「宙船」も、1つ1つの言葉が力強くて、私達の目を見て歌ってくれたことが嬉しかったし、もっともっとお母さんのことが好きになりました。
 スプリングコンサートを終えた今、私はとても満足しています。
 音楽を通して、みんなと1つになれたこと。準備を通して、みんなの温かさを感じられたこと。
 なのはなのみんなのことが大好きだし、私の居場所はここにしかないと思いました。
 これからも、もっと自分をさらけ出してここで成長していきたいです。
 そして、みんなともっと深いところで繋がっていきたいです。