コンサートを終えて 

 私は、今回途中から実行委員に入れてもらいました。
 あまり動けず申し訳ない気持ちでもどかしいこともあったけれど、あゆみちゃんとるりちゃんについて一緒にやらせてもらえ、嬉しかったです。
 前回の新春コンサートでは、「自分が皆をひっぱっていけるように」と、動いていたのですが(至らない点ばかりでしたが)、今回は「人の下にうまくついて、目立たないところで動けるようになりたい、貢献したい」と意識していました。
 でも、なかなかそうは出来なくて、「皆をひっぱっていくことも難しいけれど、ひっぱってくれる人にきちんとつき、有効な動きをすることも難しいのだ」ということを改めて感じました。
 つい自分勝手になってしまったり、または人任せになってしまったりします。
「1つの団体で、1人ひとりが『その場に貢献しよう、有効な動きをしよう』と、リーダーの言うことを聞き、まとまりながらも、主体性を持ち、自分の頭でもしっかりと考えながら動いた時、すごい力を発揮出来るのだ」
 ということを実感しました。

・楽しめた夜の準備

 前日の夜8時頃になって、やはりコンサートは山小屋で行うことに決まりました。
 私は、
(今から楽器を運び出し、そして配線もして、皆にも流れを伝えたりしなければならない。九時半開始に間に合うのだろうか……)
 と不安になりました。
 でも、八時から皆で一斉に準備に取りかかったら、予想を遙かに上回るペースで準備は進みました。
 ライトで照らされた山小屋の前で、私たちは楽器をセッティング、飾り係は飾り付け、等それぞれの係が忙しく動いている……。
 まるで、文化祭の準備をしているような感じでした。
 私は、高校時代の文化祭でも、このように夜遅くまで皆と一緒に準備だったり、練習をした経験があります。
 でもその時は、摂食障害の真っ只中だったので、あまりにも苦しくて、楽しんでやっている皆の中で、準備が早く終わることばかりのぞんでいました。
(一刻も早く時間が過ぎ去ってほしい)
 そんなことばかり考えていました。
 だから今回、皆と一緒に、とても良い雰囲気の中、楽しく準備が出来たことが嬉しかったです。
 当日、梨の花びらが舞う中、2時間半の演奏はあっという間に終わってしまいました。

・リハーサルなしの本番

 
今回は、時間の都合でリハーサルをせずに本番に臨みました。
 大きなイベントの前には必ずといっていいほどリハーサルがあります。
 だから私は、
(リハーサルをしていなかったら、スムーズに動けないのではないか。うまくまわらず、質の低いものになってしまう)
 と心配でした。
 しかし、そんな心配は不要でした。
 皆がてきぱき動いてくれ、ほぼ予定通りにコンサートを開始出来、そして、小さな失敗はいくつかあったけれど、無事終えることが出来ました。

・臨機応変に対応する

 私は、臨機応変に対応することが苦手なので、コンサートをする場所がアリーナに変更した時も、山小屋に戻った時も、焦る気持ちがありました。
 しかし、今までだったらそれでそのまま突っ走ってしまったと思うけれど、今回は、
(1人でやるわけでなく、皆でやるのだから大丈夫だ)
 と思えました。
 安心感がありました。
 そして、実際に、リハーサル無しでスプリングコンサートを成功させられたことが、自信となりました。
 なのはなではたくさん行事があります。
 日々の作業があるので、毎回準備時間がたくさんとれるわけではありません。
 これだけの人数で活動しているので、予定が急遽変更になることもあります。
 そういう時、
(どうしよう)
 と焦るのではなくて、
(臨機応変に対応出来る力をつけるための練習だ)
 と思って、柔軟に対応していき、力をつけていきたいです。
 楽器演奏は、どんどん進化していっています。
 今回は金管木管系を充実させて、より厚みのある演奏が出来ました。
 「自由」も、来てくださった方々を驚かせられたと思います。
 小バンドの演奏も、迫力のあるものが出来ました。
 でも、ここで満足せずに、もっともっと一流に近い、質の高いものに近づけるように、これから納涼祭に向けて、皆と頑張っていきたいです。