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| 飾り係をして 梨の花びら舞う中、私はスプリングコンサートに向けて、ビデオ作りと飾り係の2つをやらせてもらいました。 ビデオ作りは3人でやりました。 話し合いをしてもまとまりやすく、また3人がプレイヤーとなり、楽しみながらスムーズに作業をすすめられたように思います。 一方、私はかにちゃんとリーダーをやらせてもらったのですが、飾り係はスタートしてからしばらくの間、メンバーの気持ちがバラバラだったように思います。 飾りの準備が全く進んでいないのに、他の係の手伝いで花紙を広げている子をみると、メンバーの「私は飾り係なんだ」という自覚のなさを感じてしまい、私はストレスになりました。 飾り係にとって人数が多いことは強みなはずなのに、メンバーが18人もいることを負担に感じてしまうこともありました。 私は人前で話すことが苦手です。 2、3人の前でや、普段からよく話す子の前でなら話せることも、人数が増えると緊張してしまい難しくなります。 その為、18人いる飾り係を全員集めたいとか、みんなで意見を出し合ってどんな飾りにするかを話し合いたいという気持ちがあまりありませんでした。 人数が多いと、まとまる話もまとまらなくなるので、最初の段階の話し合いは限られた人数でして正解だったと思っています。 しかし、作り方や何を作るかなどを一部の人にしか伝えられておらず、全員で共通認識を持てていなかった為に2度手間になってしまうことがあり、全員で集まることの大切さや必要性を痛感しました。 ・1つになることの難しさ 私はビデオ作りもしていたので、飾り係だけに専念することや、飾りの準備中にみんなと一緒に作業をすることが出来ませんでした。 「お昼までに花紙で花を250個作って欲しい」 と伝えても、その目標を全く達成できないことがありました。 その場で作業をしていた子に様子を聞くと、 「まじかるバナナをしながら作業をしていた」 「新しい子が食べ物の話をして、それにみんなのってしまった」 「雰囲気を変えられなかった」 などの返事が返ってきて、おしゃべりをしながらダラダラと作業をしていたことが解りました。 それを聞いた時、 (このペースで間に合うだろうか) と焦りをかんじました。 それから私は少しでも飾り作りをすすめようと、朝などの空いている時間を使って準備を始めました。 声を掛けても自分のやりたいことが最優先で、飾り作りはやりたい時だけやるという空気を感じ、1人で準備をしているような虚しさがありました。 (ちっとも楽しくないし、バカみたいだ……) と、1人になると涙があふれました。 そんな中、突然なつこちゃんが、 「なおみちゃん今までごめんね。私飾り係なのにずっと人任せにしていて、無責任だった」 と言ってくれました。 それまでなつこちゃんは飾りの準備に積極的に参加してくれているほうではなかったので、私はその言葉が嬉しくて嬉しくてたまりませんでした。 その日以降、なつこちゃんは朝六時からリビングで飾りの準備をしてくれ、新たな案を出してくれたり、率先して花の暖簾を作ってくれ、 (人ってこんなに変わるものなんだぁ) と、正直とても驚きました。 後になって解ったのですが、かよちゃんが飾り係の何人かの子に、 「なおみちゃんはビデオ作りもしていて忙しいし、かにちゃんは初めてのリーダーで難しいこともあると思うから、中堅の私たちが飾り係を引っ張ていこう」 と話してくれたことを知りました。 ・かよちゃんの存在 私は普段からかよちゃんが大好きなのですが、この準備期間を通して、かよちゃんの存在の大きさや、有り難さを改めて感じることが出来ました。 かよちゃんは同じ係になれたことを喜んでくれ、最初から最後まで、私を信じてずっと気持ちを添わせてサポートしてくれたのを感じます。 解らないことや疑問があればいつも私に聞いてくれ、私の手が回らない時は自分で判断してその場の作業をすすめてくれ、それを後で報告してくれました。 かよちゃんのお陰で飾り係はまとまることが出来たと思っています。 かよちゃんの呼びかけがあってからの飾り係はとても順調で、ビデオ撮影や編集などの為に一度山小屋を離れて、数時間後に山小屋に戻ると、完成した飾りが信じられない早さで増えているということが、一日のうちに何度もありました。 私は嬉しくて嬉しくて、気付くと「ありがとう」という言葉を1日に何度も言っていました。 そんなにありがとうと言わせてもらえる私は、幸せだと思います。 スプリングコンサート当日、飾り係が作った風車はとてもよく回りました。 大成功だったと思います。 「回ったね! やったね!」 と、みんなで大喜びしました。 飾り係は、出だしは不調だったけれども、日を追う毎に係でまとまることが出来ました。 人それぞれ、作った飾りの量や飾り係に割いた時間は違います。 でも、私はそれでいいと思います。 「全然参加出来なくてごめんね」 と言ってくれる子がいるけれども、私は参加してくれただけで充分嬉しかったです。 ・パワーアップした飾り付け 村田さん(なのはなファミリーの税理士さんです)を迎えるにあたって、飾り付けの為に朝六時に集合してほしいことを呼びかけました。 朝早くから多くの人数は期待出来ないと思っていたのですが、予想外に人が集まり、10人以上で風車を物干し竿に結びつけることが出来ました。 スプリングコンサートの時より、1本物干し竿も増やしました。 飾り係のリーダーをさせてもらって、私はいつもみんなに支えてもらっているということを改めて知ることが出来ました。 係発表を聞いた時は、 (2つの係の掛け持ちは負担が大きすぎる) と思いました。 ビデオ作りを一緒にやっている子からも、 「飾り係のリーダーは断った方がいいんじゃないか」 と言われました。 しかし、自分で思っていたよりも一杯一杯になって苦しくなることはありませんでした。 むしろ、2つの係に携わらせてもらえた私はとても恵まれていたと思います。 より、みんなのことを好きになれ、充実した日を過ごすことが出来たからです。 これからも、与えてもらったことに真剣に一生懸命取り組んでいきたいです。 |
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